持ち運びを優先するなら13インチMacBook Air、HDMIやSDカードを直接使いたいならM6搭載14インチMacBook Proが候補になる。日本向け公式仕様で、メモリ16GB・SSD 1TBにそろえて違いを整理した。AirはM5搭載モデルを対象とし、実機での速度比較は行っていない。

16GB・1TBでそろえると、重さと端子に差が出る

Apple製コンピューターを写した画像(Apple Macbook Pro (Unsplash))
写真: Mark Solarski marksolarski / CC0

Airは13インチの10コアGPU構成を比較対象とする。この16GB・1TB構成は日本の購入ページで確認できる。

比較項目 13インチMacBook Air(M5) 14インチMacBook Pro(M6)
CPU/GPU 10コア/10コア 12コア/12コア
比較するメモリ/SSD 16GB/1TB 16GB/1TB
本体重量 1.23kg 1.55kg
画面 13.6インチ、2,560×1,664 14.2インチ、3,024×1,964、最大120Hz
Thunderbolt 4 2ポート 3ポート
HDMI/SDXCスロット なし/なし あり/あり

出典:Airの仕様、Proの仕様、Proの発表。重量は本体のみで、電源や周辺機器を含まない。

通勤の軽さか、周辺機器のつなぎやすさか

Apple製コンピューターを写した画像(MacBook Air (13-inch, M4, Silver))
写真: AzureSaturn / CC0

資料作成やウェブ閲覧を中心に毎日持ち運ぶ用途では、320g軽いAirを選ぶ理由がある。一方、会議室のHDMI接続やカメラのSDカード取り込みを繰り返すなら、Proの端子構成が役立つ。Airでは接続する機器に応じて変換アダプタやカードリーダーを用意するため、それらの費用と荷物も含めて比べたい。これは公式仕様からの用途別の判断で、操作感の実測ではない。

HDR映像の表示を重視する場合も、Liquid Retina XDRを備えるProが候補になる。ただし、CPUやGPUのコア数だけで、普段使うアプリの処理時間の差は決められない。

「最大170GB/s」は16GB構成の値ではない

Apple製コンピューターを写した画像(US keyboard on MacBook Pro 15-inch 2018)
写真: Syced / CC0

Proの仕様には、16GB構成のメモリ帯域幅は153GB/s、24GB・32GB構成は170GB/sと記載されている。Airは153GB/sだ。同じ16GBで比べると帯域幅は等しく、M6の最大値をそのまま比較に使うと構成の違いを見落とす。大容量メモリが必要なら、両機種で同じ容量へ変更して検討する必要がある。

日本で注文する前に確認する条件

ノートパソコンを写した画像(Two computer screens position for a laptop)
写真: Info-farmer / CC0

Appleの発表では、M6搭載14インチProは2026年10月29日予約開始、11月6日販売開始としている。記事作成時点では発売前であり、注文時の配送予定を確認したい。

AirとProの同一構成での価格差は確認できていないため、価格に基づく優劣は付けない。購入時には16GB・1TBなど必要な容量をそろえた見積もりに、変換機器や保証プランの費用を加えて判断する。アプリごとの速度差、長時間負荷時の挙動、実使用での電池持ちは本記事では未検証である。