Googleは、Chromeの「拡張オートフィル」でGmail内の情報をフォーム入力時に提案する機能を、米国で段階的に提供し始めた。注文番号や配送の追跡情報、航空便の予約情報などが対象だ。日本向けの提供時期は発表されていない。
保存済み情報に加えてGmailの内容を提案

従来のオートフィルは氏名や住所、決済情報など、保存済みの基本情報を入力するものだった。今回の発表では、GeminiとPersonal Intelligenceを使い、Gmailにある注文番号、追跡情報、航空便の予約情報をフォーム上で提案すると説明している。メールを探して別のタブから転記する場面を減らす狙いだ。
Googleは機密性の高いデータを暗号化し、利用者が機能の有効・無効やアクセスを管理できるとしている。ただし、どのメールの情報を使うかは提案ごとに確認したい。
提案元のメールを確認し、不要なら削除できる

Googleのヘルプによると、対象は米国の18歳以上で、Gemini in Chromeを利用し、Gemini Personal Intelligenceに同意したユーザー。デスクトップ、Android、iOSで提供される。
対象者はChromeの設定から拡張オートフィルをオフにできる。提案のメニューには元のGmailメールを開くリンクがあり、古い提案や不要な提案はChromeから削除できる。提案を削除しても元のメールは消えず、元のメールを削除すると提案も消える。
日本での提供時期は未発表

Googleが案内する展開地域は現時点で米国だけだ。日本のアカウントで同じ機能を使える時期や条件は示されていない。既存の住所・決済情報のオートフィルと、今回のGmail連携機能は分けて考える必要がある。
Googleアカウント全体のアクセス権も確認したい場合は、Gmailの権限見直しの記事を参照したい。




