MicrosoftはEdgeのセキュリティ更新をより早く適用するため、作業を続けながら更新する方式の試作を紹介した。現時点では開発初期の試作品で、製品版EdgeやChromiumに入った機能ではない。今すぐ使える設定とは分けて理解したい。

再起動なしの更新は試作段階

コンピューター関連機器を写した画像(Computer developer)
写真: PXHERE / CC0

ブラウザーは複数のプロセスを安全に切り替える必要があり、従来は更新適用に再起動を使ってきた。Microsoftが示した試作は、作業を続けたまま保護を早く届けることを目標にしている。デモで更新ボタンを押しているが、最終的には利用者の操作を減らす構想だという。

同社はこの方式を早い段階で共有したと明記する。導入日、対象となる版、管理者向けの設定は発表されていない。「Edgeが再起動不要になった」と断定するのは早い。

現在利用できるのはアイドル時の再起動

ノートパソコンを写した画像(Business laptop and notes)
写真: Goumbik / CC0

一方、「Restart to update on idle」は現在利用可能な機能として案内されている。端末が使われていない間にEdgeを再起動して保留中の更新を適用し、開いていたタブを復元する。こちらは再起動自体をなくす仕組みではない。

ブラウザーを長期間開きっぱなしにする人は、更新の適用を後回しにしやすい。まずはEdgeに保留中の更新があるかを確認し、必要に応じてアイドル時の更新設定を検討できる。組織管理端末では管理者の設定方針が優先される。

同じEdgeでも、起動時の待ち時間を減らす別の変更はEdge 150の起動高速化の記事で扱っている。