NVIDIAは、RTX Sparkを搭載したWindowsノートPCがASUS、Dell、HP、Lenovo、Microsoft、MSIから入手可能になったと発表した。Blackwell世代のRTX GPUとGrace CPUを一つのチップにまとめ、ローカルAIの開発や制作作業を主な用途に据える。

最大128GBの共有メモリーをどう見るか

コンピューター部品を写した画像(Inside a desktop computer with MSI graphics card)
写真: Kurt Kaiser / CC0

NVIDIAが示す構成は最大128GBの共有メモリー、最大1ペタフロップのFP4 AI性能だ。「最大」は製品群の上限で、どのノートPCにも同じ容量や性能があるわけではない。AIモデルと制作アプリが同じメモリー領域を利用できる点が特徴で、購入時には実際の搭載容量と用途を照らし合わせたい。

NVIDIAはローカルでのモデル実行、動画編集、3D制作、ゲームを用途に挙げる。AI処理の性能値だけでゲームの描画速度や動画編集の快適さを判断することはできない。必要なアプリへの対応と個別の製品仕様が重要になる。

価格は米国の開始額、国内条件は別に確認

ノートパソコンを写した画像(HP Victus 15 gaming laptop side view)
写真: Laziz940 / CC0

同社の発表にある開始価格は米国向けの2,599ドル。日本円の税込価格や国内での全モデルの在庫を示す数字ではない。国内で購入するなら、メーカーごとの日本向け構成、保証、キーボード配列、販売時期を確認する必要がある。

NVIDIA Appには、前面のアプリと背景のAIエージェントにGPU資源をどう配分するかを選ぶ機能も案内されている。この設定はWindowsのハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリングを有効にする必要がある。